ガスコンロとは

ガスコンロのコンロは焜炉のことであり、都市ガスやプロパンガスを熱源とする調理用加熱器のことです。

一般家庭では主に、システムキッチンに組み込まれているビルトインタイプ、流し台に後から置く据え置きタイプ、そしてガスが部屋に通っていなくても使用できるカセットタイプが使われています。

大阪万博が開催された頃、昭和40年代の団地ブームに乗って、据え置きタイプのガスコンロが一般家庭に広まりました。
当時は炊飯器を内部に設置できるタイプが人気でしたが、同時期に魚焼きグリルが内蔵されているものも発売されました。
グリル内臓タイプは現在でも、なお人気があります。

その後、新築される住宅ではビルトインスタイルのガスコンロに人気が集まり長らく主流を務めました。

平成に入ると徐々に電力を熱源とするIHクッキングヒーターの人気が台頭してきます。
直火でないことから火事の心配が少ないこと、またガス漏れの心配がないといった安全面でのメリットが注目され、人気を集めています。

IHクッキングヒーターが一般家庭にも導入されると同時に、オール電化の時代到来などといわれ、家庭で利用するエネルギーはすべて電気化する日も近いかのようにと思われました。

しかし実際はガスコンロの人気は根強く、敢えてガスコンロを選択する人も多くいます。
また、ガスコンロも進化を続け、さらにスペックアップした商品が開発されています。

家庭内でのオール電化が推進されていた、まさにその最中に東日本大震災が起こり、原発の見直しが注目されたことも手伝い、電力以外のエネルギーが最注目されています。
そのような状況の中で、昔から人々の生活を支えてきたガスの良さも見直されています。